ルーレット攻略法 | ルーレット攻略法は何故外れるのか
ルーレット攻略法:外れる理由
オンラインギャンブルを試したことがあれば、ルーレット‘戦略’— ダルンバート、フィボナッチ、マーチンゲール等の名前に聞き覚えがあるのではないでしょうか。こういった攻略法に沿ってプレイするのも、系統立てられ面白いですが、そうしたところで実際に勝てるようにはならないのが現実です。ですから、‘ルーレット必勝法’を約束しているようなサイトを見かけても、騙されないように。そんなものは存在しないのです。このレッスンでそれを証明してみましょう…
攻略法がないってどういうこと?
ルーレットは決して結果を予測できないように、ボールをホイールの中でくるくる回転させるデフレクターを使って、スピンの結果が可能な限り不規則になるようにデザインされています。
完璧に不規則なゲームはありませんが、ライブホイールの勝ちの半分をも当てるには、勝ちポケットであろうと高速カメラとアナリストチームが必要な位不可能に近いでしょう。
バーチャルルーレットゲームの結果を左右するのに使われるランダムナンバージェネレーションソフトでも、人間のブレインパワーに勝つことは不可能です。
たとえルーレットの結果はランダムだとしても、負けでダブルアップしたり、稲妻が来た時にインサイドベットで強引に攻めて、ゲームが一息ついたらアウトサイドベットで回復したり等、賭け方によってはハウスエッジ を改善する方法はあるにちがいないと思うプレイヤーもいるでしょう。
ところが、どうプレイしたとしても、ハウスエッジは決して変わりません。二つとして同じスピンはないので、毎セッションが数学的に異なり、統計的な関連が一切ないという点が、他のゲームとの決定的な違いなのです。
その結果、ルーレットのベット必勝法は全て‘”ギャンブラーの誤信”から来ているというわけです。
ルーレットシステム(別名:ホイール上の地獄)
ルーレットシステムは占星術と共通点が多くありますーどちらも当たるとは限りませんが、どちらも非常に高い関心を集め、お金も捨てられています。
たださらにものすごいのは、ゲームの世界に存在する広範囲にわたるシステムです。こちらに最もよく知られているものをあげています。それらはかつてない富豪へ扉を開いてくれると主張しているかもしれませんが、数の計算は合わないことを覚えておいてください。
Labouchereシステム(キャンセルシステム)
一列の数字が勝ち負けに応じてベット金額を決定するのに使われるプログレッションシステムのこと。悪名高いマーチンゲールのシステム(以下参照)に基づき、Labouchiereは通常、次のベットの大きさを決めるために、列の前後に数を加えるギャンブラーに関するものです。そのシステムは、ギャンブラーがベットの3分の1に勝つ頃までには、彼が前に立っているといったものです。少なくとも、そういうアイデアのシステムなのです。
マーチンゲール
18世紀のフランスに遡った攻略法で、マーチンゲールは’直感的な分析を使っています。こういうと洒落て聞こえますが、ある人が頭か尻尾にベットをしているような場合に、またはルーレットの場合は、赤か黒ですが、負けるたびにベットの金額を倍にするというものです。それを気に入った裕福なギャンブラーには、確実なやり方と考えられましたが、実際は大勢の人たちがマーチンゲール攻略法で破産したと言われているのです。あまり賢くなくても、その代わりとして知られるリバースマーチンゲールが必然的にどんなものであるかを理解できることでしょう。反対かもしれませんが、結果は大抵は同じなのです。
D’Alembertシステム
考案した人の名前がついた数学の平衡理論に基づいたピラミッドのシステムです。フランスでは’Montant et Demontant' (文字通り、’上と下’)として知られていて、D'Alembertは主にベット以外の同額のお金に適用され、ベットの額を一定に保つことで、損失を最低限に抑えたいギャンブラーに好まれていました。ただギャンブラーが負けのある勝ちまたはその逆につく習性があるという非論理的な考えに基づいていたので、ここで避けられなかったことは唯一、一文無しで1日が終わるということでした。
フィボナッチ
イタリア人のレオナルド・フィボナッチは有名な数列を1202年に計算しました。カタツムリの殻のような自然な現象を示す方程式で、その並び方はバカラとルーレットの両方で試してみたギャンブラーが恩恵を得たことで証明されました。究極的には少し大人しいバージョンのマーチンゲールで、負けの後はいつでもベットの額が増えるというものです。マーチンゲールと同じく、’リバース’バージョンもあります。どちらも危ない時に使ってみて下さい。
第三の法則
一連のシステム(ピボット、’Tier et Tout')などを支配する原則で、法則は37回のスピンの後、ルーレット上の3分の1の数字が’コールド’になるというものです。そうすることで、’ホットナンバー’を’釣り上げる’のはプレイヤーの実力によるのです。非常によく使われ、どんな改良を加えても、システムは間違いやすいままです。しかしながら’ホットナンバー’の言い方はナショナルロタリーが引かれるのを見て、アラン・デディコートが言うのを聞いたことがあれば、陰謀のセオリーのためにとっておかれた熱弁で誰でも思い出されると思います。
‘抜け道’
簡単な連続のシステム、’抜け道’は注目すべきです。その複雑さが理由ではなく、ーとても簡単ですからーそれが創造主を標準宣伝機関とのトラブルに巻き込むことに導いたからです。彼のシステムを使えば、’1日に200ポンド’獲得できると主張し、Rotherhamのジェイソン・ギロンは自分がASAの調査の対象になっていることを知ってかなりショックを受けました。苦情に対応して、機関はギロン氏の主張は事実ではなく、そのため取り下げなくてはならないと公表しました。’抜け道’というよりは、落とし穴ですね。
オッズの魔法使いはマーチンゲールより強い。
まだ信じられませんか?オッズの魔法使いのマイケル・シャックルフォードは有名なカジノの数学博士で多数の実験をしてルーレット戦略には統計的な根拠がないと証明しました:
例の一つに、シャックルフォードはマーチンゲールへの挑戦を選びました。彼は、自分の戦略が正しいことを説明するのに:
“この方法は、よく同額賭けで使われる…負けの後にベットを2倍にすると必ずそれまでの損を拭うのに十分な額プラス1ユニット勝てるというのである。“
“例えば、1ドルで始めたプレイヤーが、4ゲーム連続で負けて、5ゲーム目に勝つとすると、彼は$1+$2+$4+$8 = $15を4つの負けベットで失い、 $16を5番目のベットで獲得する。そうすれば、失った金額は戻り、さらに$1儲けが出たということになる。”
この方法はうまくいったというeメールをギャンブラー達から何十通も受け取って、シャックルフォードはマーティンゲールと‘フラットベット’(毎回同じベット)の二つの方法を百万セッション以上シュミレートするコンピュータープログラムを作りました。
シャックルフォードは失った金額の買った金額との比率が両方の方法での期待されるハウスエッジにほぼ等しいことを発見しました。その上、マーティンゲールを使ったベットの平均損失額がフラットベットのそれよりもかなり高いこともわかりました。(以下の表参照)
ルーレットボット
もしあなたがオンラインルーレットを頻繁にしていれば、ルーレットボットのことはご存知かもしれません。インターネットでも購入できる、基本はルーレット戦略(通常マーティンゲール)に沿って自動的にベットをするソフトのことです。
これまでに見たとおり、勝利のルーレット戦略はありません。機械が作っても人間が作ってもルーレットのハウスエッジは決して克服できないのです。ルーレットボットは、浅くシンプルで詐欺行為なのです。
ルーレットの真髄を楽しもう
ルーレット戦略が数学的に根拠のないものであるにも関わらず、多くのサイトが勝つために役に立つと宣伝していますが、本当に大きな間違いです。
自分の技術、そしてルーレットは運が全てで、それを楽しむことを前提に責任を持ってプレイする ことが勝利への一番の近道なのです。
ルーレットに最適なカジノ
ルーレット戦略など通用しませんが、だからといって当サイト推薦のオンラインカジノで楽しく遊べないということではありません!
[CASINOS game=roulette]
[LESSON_NAVIGATION]