ルーレット

ルーレットで遊ぶのに最適なカジノ

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ルーレットー基本について

ルーレットは運のみに頼った非常に簡単なギャンブルゲームです。ルーレットをカジノでプレイする場合、進行役がプレイヤーが賭けを行うプレイエリアとルーレットホイールそのものを含むゲームテーブルを任されています。

プレイエリアはグリッドのようなパターンで多くの四角に区切られています。メインのプレイエリアは3Ｘ12のグリッドで36個の数字が書かれています。他のエリアには‘黒か赤’、‘奇数か偶数’やその他のグループにベットできる追加のエリアです。

プレイヤーはプレイエリアにチップを置くことで賭けをします。単一ナンバーに賭けたい時は、チップをその数のマスに置きます。数字と数字の交差している場所にチップを置いて幾つかの数字に賭けることもできます。例えば、チップやチップの塊を４つのナンバーが集まった角に置くと、一度に４つのナンバーに賭けているということになります。

その後まもなく進行役が‘ベットはそこまで’と告げると、チップをそれ以上置くことはできません。その後ルーレットのホイールがどちらかの方向に回され（近代的なカジノではルーレットホイールは自動化され設定されたスピードでスピンし続けます）小さな金属製のボールがホイールの反対方向に回転します。ルーレットホイール内にはボールが入ることのできる異なる数字の書かれたスロットがあります。スロットの半分は赤、残りは黒で塗られています（‘0’と‘00’は緑です。）ボールがスロットの１つに入ると進行役が当たりナンバーを発表します。

小さな重りがプレイエリアに置かれてボールがどこに入ったかを示します。外れたチップは全てテーブルの端に流され、当たった賭けには賞金が支払われます。進行役が‘ベットしてください’と告げると、次のサイクルがまた始まります。

ルーレットー歴史

ルーレットはフランスで当時プレイされていた他の幾つかの似通ったゲームの組み合わさったものとして発明されました。（‘ルーレット’はフランス語で‘小さなホイール’です。）ルーレットが歴史的に文字通り参照されたのは1758年に遡ります。

もともと、フレンチルーレットのホイールには36の数字、0と00がありました。0は赤、00は黒いマスでしたが、その後両方とも緑に塗られるようになりました。

1843年にフランソアとルイ・ブランという２人のフランス人兄弟がドイツの温泉街、Bad Homburgにあるカジノで、00を省いた新しいルーレットのホイールを導入しました。プレイヤーの勝利の確率を増やしたこのホイールは、瞬く間に最も人気のあるタイプとなり、ヨーロッパのほぼ全カジノで使われるようになったのです。

ルーレットがニューオーリンズやミシシッピー川を通じてアメリカに渡った時には、元来の２つ０のあるホイールが選ばれました。アメリカのカジノは、そして実際アメリカ全土では２つの０がついたタイプのルーレットホイールが現在でも好まれているのです。

ルーレットーカジノバージョン

ルーレットはオッズが多少カジノに有利に設定されているので、カジノにとっては儲けのよいゲームです。当たりナンバーを正確に当てる確率は36−1（またはアメリカンルーレットは37−1）ですが、カジノは35−1しか支払いません。カジノのアドバンテージはフレンチまたはヨーロピアンで2.7%、アメリカン5.26%です

ルーレットでできるベットの幅は以下の通りです：

タイプ	説明	オッズ	オッズ (US)	ペイアウト
ストレートアップ	単一ナンバー、	36-1	37-1	35-1
ロー	0 か 00	–	18-1	17-1
スプリット	隣同士の二つのナンバー。	35-2	18-1	17-1
バスケット	0,1 & 2 (アメリカのみ00, 2&3か0, 00 & 2)	34-3	35-3	11-1
ストリート	３つの横に並んだナンバー。	11-1	34-3	35-3
コーナー	ブロックになった４つのナンバー。	33-4	17-2	8-1
トップライン	0, 00, 1, 2 か 3	–	33-5	6-1
シックスライン	２行にまたがった６つの数字どれでも。	31-6	16-3	5-1
コラム	３列の数一緒に。	25-12	13-6	2-1
ダース	３つの続いたナンバー群。	25-12	13-6	2-1
奇数か偶数		19-18	10-9	1-1
赤か黒		19-18	10-9	1-1
ハイかロー	1から18までか 19から26まで。	19-18	10-9	1-1

フレンチやヨーロピアンルーレットでは、第２のベッティングテーブルがあり、プレイヤーが数字の並びではなく、ルーレットのホイールの周りの一連のナンバーに賭ける事ができるようになっています。これは‘フレンチベット’として知られていて、下記に説明されています。

• Voisins du zéro　—　これは17個の数字に賭けるものです：0とホイール上で0の右側７つの数字そして左側９つの数字です。この賭けには９枚のチップが必要です。２枚が0/2/3、１枚ずつを4/7、12/5、18/21、19/22、32/35に、２枚を25/26/28/29のようい配分します。
• Jeu zéro　—　ゼロシュピールとしても知られています。これは０、ホイール上で０の左側４つの数字と右側２つの数字に賭けるものです。賭けには４枚のチップが必要で、１枚が26, 0/3、1/15、32/35に１枚ずつとなります。カジノの中には　’zero spiel naca’　といって19にストレートアップを追加で賭けることができるところもあります。
• Le tiers du cylindre　—　この賭けはホイール上で0の反対側にある12個の数字を使い、６枚のチップをそれぞれ5/8, 10/11, 13/16, 23/24, 27/30, 33/36に使います。これには２つの関連した賭けがあります：’Tire 5, 8, 10, 11’といい、４つのストレートアップをこれらの数字に賭けるものと、‘Giocco Ferrari’といって、ストレートアップを8,11,23と30に賭けるものです。
• Orphelins –　これはvoisins du zeroにも le tiers du cylindreにも含まれない８個の数字に賭けます。1のストレートアップと6/9, 14/7, 17/20と31/34のスプリットに賭け、全部で５枚のチップを必要とします。
• そしてネイバー（お隣）です。—　５枚のチップをどの数字とホイール上でその数字の左隣と右隣にある２つずつの数字に賭けます。例えば、‘１とネイバー（お隣）’というと５枚のチップを16, 33, 1, 20と 14に賭けるということです。
• フィナール —　同じ数字で終わる数字の全部に賭けます。6のフィナールベットとすると、6, 16, 26と36をカバーします。7,8,9のフィナールベットは３つの数字のみをカバーします。
• スプリットフィナール　—　２つの数字に基づく全スプリットへの賭けです。例えば、‘2/5のスプリットフィナール’というと2/5, 12/15, 22/25と32/35をカバーします。
• コンプリート　—　全てのインサイドベットをカバーする賭けで（つまりストレートアップ、スプリット、ストリート、コーナー、シックスライン）具体的な数字を使います。

人気文化におけるルーレット

ルーレットは映画やテレビドラマで何回も使用されていますが、いくつかの有名な例をこちらにあげています。

• クラシックな映画のカサブランカでは、若いブルガリアの難民夫婦がリックのカフェでルーレットをして所持金を全額失いました。ハンフリー・ボガートが演じるリックは、彼らが賄賂のためにも現金がいることに同情し、男に22に賭けろと言って見逃してやりました。数字は２回も続けて大当たりし、夫婦は初めて幸せになって脱出しました。
• 1998年のドイツの犯罪スリラー‘ラン、ローラ、ラン’でローラは20分以内に10万ドイツマルクを持ってこなければ彼氏を殺すと言われました。彼女はカジノの店員に100マルクのチップをくれるよう説き伏せ、それを20に賭けました。それが当たり、そのままにしておくとまた当たって12万9千6百マルクになったのです。彼を助け出しお祝いのディナーに行くことまでできる金額でした。
• 2009年にイギリスの手品師デレン・ブラウンは観衆の一人に5千ポンドをルーレットで22に賭けるよう説得しました。ブラウンは物理の原則を使えばボールが入る場所を当てることができると予測したのです。結局ボールは8に入ってしまいました。それは22の真横でした。

オンラインカジノでのルーレット

事実上は全てのカジノが少なくとも１種類のルーレットを取り扱っていますし、その中には数種類提供しているカジノも多くあります。中には本物のカジノテーブルでライブの進行役とプレイでき、映像がライブビデオストリームで配信されるライブ版を提供しているカジノもあるほどです。

オンラインルーレットのバージョンを選ぶ際に、一つだけ注意すべきことは、アメリカンではなく、フレンチかヨーロピアンを常に選ぶことです。アメリカンルーレットのハウスエッジは、’00’を使用するために２倍だからです。